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2006.07.17

Windows NT 4.0の再インストール

以前、Windows OSの再インストール記事を書いたときにWindows NT 4.0は少し面倒なので記事を書くことを予告していました。
で、一度記事を書いたのですが、ココログの過負荷でテキストが消えたので書く気がなくなってました(笑)
ということで、ココログの負荷も適正になったのでもっかい書きます(笑)

Windows NT 4.0のインストールはWindows 2000以降と比較して少し面倒です。
そのため、以下に記載の手順でインストールするのがよいでしょう。
なお、下記の手順はNT 4.0用のデバイスドライバが用意されていることを前提とします。

  1. OSインストールパーティションの確保
    Windows NT 4.0はインストール時にNTFSを指定しても、FAT64(FAT16の4GB MAX版)で確保します。
    そのため、4GBのパーティションが最大となりますが、別のPCにWindows NT 4.0を入れ、該当HDを接続してパーティションを確保した場合は、ATA HDなら7.5GBのパーティションを確保できます。
    なお、Windows 2000以降のPCでパーティション確保するとNTFS 5.0形式になるため、NT 4.0を新規インストールすることはできなくなります。
    ですから、NT 4.0でパーティションを確保することが重要です。

  2. Windows NT付属サービスのインストール
    サービスパック適用後にWindows NT付属のサービスを追加すると、サービスパックを再適用する必要があります。
    サービスパックの再適用を行うとファイルの構成が予測不能になることもありますので、必要なサービスはOSを入れた時点でインストールします。 なお、Windows NT 4.0付属のPeer Web Server / IIS 3.0は後述のIIS 4.0と別物のため、インストールする必要はありません。

  3. NT 4.0 サービスパック3の適用
    Office 97など、Windows NT 4.0はSP3以降でないとインストールできないアプリケーションが多数あります。
    そのため、Windows NT 4.0 SP3を適用します。


  4. Internet Explorer 4.0のインストール
    Windows NT 4.0のGUIはWindows 95ベースのため、Internet Explorerが統合されていません。
    Windows 98以降のGUIを使いたい場合は、Internet Explorer 4.0をインストールし、インストール時にActive Desktopを使用するよう選択します。
    なお、後述のIIS 4.0インストール時もInternet Explorer 4.0のインストールが必要です。

  5. Windows NT 4.0 Option Packのインストール
    Active Server Pages(ASP)のデバッグ環境を作る場合はIIS 4.0が必要なため、Option Packをインストールします。
    このとき、不必要なモジュールをインストールするとセキュリティホールになるものが多いため、ベースラインセキュリティガイドを参照して必要なモジュールのみインストールします。

  6. NT 4.0 サービスパック4の適用(任意)
    Windows NT 4.0は構造上、ファイル構成のデグレードが起こりやすくなっています。
    そのため、アプリケーションやサーバが必要とするサービスパックを適用してからアプリケーションをインストールするようにした方がよいでしょう。
    また、NT 4.0SPなしのATAハードディスクが8GBまでしか認識されない問題の解決、Windows 2000以降とのデュアルブート環境の構築を行う場合、サービスパック4以降が必須ですから、SP4またはSP6aを適用します。

  7. NT 4.0 サービスパック6aの適用
    セキュリティパッチを適用するため、サービスパックSP6aを適用します。

  8. Internet Explorer 6 SP1のインストール
    Internet Explorer 5をインストールするとNT 4.0のタスクスケジューラが新しくなりますが、このタスクスケジューラにはバグがあり、再起動するまでタスクが起動しなくなる問題があります。
    この問題を解決するには、Internet Explorer 6をインストールする必要があります。

  9. Office 2000/XPのインストール
    Office 2000/XPはInternet Explorer 5, 6を必要とするため、Internet Explorer 6 SP1インストール後にインストールします。

  10. セキュリティパッチの適用
    セキュリティ情報検索を使用して、Windows NT 4.0のパッチを検索します。
    この情報をもとに古いセキュリティパッチから順に適用します。
    なお、適用順序を間違えると一部のファイルに穴ができるため、必ず古いものから新しい順に適用してください。

Windows NT 4.0のサポートは終了しているため、新規にインストールすることは珍しいと思いますが、Windows 2000以降のようにSUSやWSUSも使えませんので、手作業でインストールすることになります。
手順を確認して、どの順序でインストールすればよいか見えていると楽ですね。

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