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2006.08.26

「会社の仕事を個人PCで実施する」への揺り戻し

ITproの記事「会社が“PC音痴”を見捨てる日」ですが、会社が補助金を出して従業員に業務用PCを買わせる、という記事が出ています。

これはガートナーの提言ですが、「会社のPCは無くなる」という記事にある「従業員所有PC」への解説となっています。

ポイントとしては、

  • 企業はPCを所有しないためクライアントPCの所有コストが下がる
  • 従業員は会社指定の基準を満たせば、どのPCでも購入してかまわない
    → 従業員は自分が使いやすいPCを選べるため作業効率の改善になる
  • PCのメンテナンスは従業員が実施する。
    一定回数のサポートを会社から受けられるが、使い切れば自費となる
  • 企業はクライアントPCにデータを保存しないで使える社内システムを用意する必要がある
    → 情報漏洩がクライアントPCから起こることを前提とした業務ができるようにする
  • 会社指定の基準を満たす限り、ソフトウェアのインストール/外部サービスの利用は自由
    → 従業員はハードウェア/ソフトウェアの両面で作業効率改善を期待できる

ということで、がんじがらめにしても、作業効率が下がるし所有コストも増えるだけで、あまりメリットがないなら、情報コントロールが必要なところはPCに保存しないで使えるシステムにすれば、作業効率改善と所有コストの両面で企業が得する、という考え方ですね。
確かライブドアも同じように従業員にPCを買わせて、そのPCで業務を行っていたと記憶していますが、上記のような従業員PCの概念をもってやらせていたワケではないようです。

定型業務をやっている企業の場合は、従業員PCという手法は妥当性があるかもしれませんが、システム開発やクリエイティブ業務など業務が固定化されていないジャンルでは、ターミナルサービスなどでカバーできるかどうか微妙なところかもしれません。

ただ、Mac OS XならNetBootを使ってLAN経由で起動することもできますから、社内システムはNetBootでローカルディスクを使わせない、というふうにはできそうです。
Windowsの場合はターミナルサービスが選択肢になりそうですが、NetBootとは異なり、CPU速度命な業務アプリには向かないところがありますから、こういった業務による従業員PCと会社PCのセグメント化ができていれば、従業員PCというアイディアは「企業にとっては」メリットになるでしょうね。
個人的には会社のPC使った方が面倒がないので従業員PCは勘弁してほしいですが(笑)
#個人所有のPCの修理代でもバカにならない

ただ、SIベンダの社内システムが「紺屋の白袴」なところが多いことを考えると、こういった従業員PCのアイディアをSIベンダが提案する、というのは難しそうです。
まぁ、ガートナーも日経と同じく提言は花火打ち上げタイプですから、話半分で使えるところだけ使えばいいかと(笑)

今日の夕飯:だぶれっと ポーク生姜焼き肩ロース + 半ライス ¥850

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