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2006.09.28

クァッドコアの発熱とWindows XPの対応

IntelがIDFでCore Microarchitectureベースのクァッドコアプロセッサを発表しました。

今回製品名が発表されたクアッドコアプロセッサは、

  • ハイエンドクライアント向けのIntel Core 2 Extreme
  • メインストリームクライアント向けのIntel Core 2 Quad
  • DPサーバ/ワークステーション向けのIntel Xeon 5300
ですが、いずれもCore MAのダイを2個1パッケージに封入してFSBを共有するスタイルになっています。
イメージ的にはNetBurstアーキテクチャのPentium Extreme EditionやPentium DのCore 2 Duo版、といった方が近いでしょうか。

確かにパフォーマンスの点では、FSB共有タイプはキャッシュ整合性を確保するためにFSB経由でのアクセスが頻繁となり、キャッシュ共有型のCore DuoやCore 2 Duoと比較してメモリアクセスによる速度低下があります。
ただ、これ以上1コアの性能を上げるのが難しい状況では、マルチコアは必然ですから、速く投入することができる複数ダイ式はリーズナブルな解かもしれません。

あと気になるところは消費電力と発熱ですが、Intel Core 2がいくら消費電力が低い、といってもTDPは65W〜85Wですから、デュアルコアを2個載っければTDPが130Wというのは必然と言えます。
すなわち、アイドル時消費電力は多少効率が良いとはいえ、Prescottコアの高クロックPentium 4やPentium Dと最大消費電力は変わらなくなりますから、放熱系は「再び」注意が必要になる、ということです。

後はクァッドコアをWindows XPがサポートできるか、というところですが、MSのプロセッサ/マルチコアライセンス情報(PDF)を読む限り、

  • MSはCPUソケット1個をプロセッサ1個とカウントしている
  • Windows XP/2003以降ではマルチコアプロセッサを認識可能
  • Windows XP Professionalはコア数にかかわらず2プロセッサまで使用可能
  • ただし、参考例にはクアッドコアのWindows XPの記載はない(2003 Standardではクァッドコアx4も可能に見える)
というところで、ライセンス上はWindows XP Proならクァッドコアx2 = 8コアも問題なさそうですが、認識できるかどうかは別のようです。
クァッドコアが現実になる頃にはWindows Vistaがギリギリ出るか出ないか、ですから、様子見が必要っぽいですね。

今日の夕飯:菓子パン+とろさんま炙り寿司 ¥600くらい

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