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2008.05.10

ロームの待機電力ゼロ技術は不揮発プロセッサ

最近、日経新聞などで「ローム、新型LSIを開発・「待機電力」をゼロに」という記事が出回っていますが、これは不揮発性プロセッサの話のようです。

これを見ると、レジスタやキャッシュメモリに使っているフリップフロップ回路のデータを不揮発性メモリの一種であるFRAMを使用してバックアップした後電源をオフにし、必要必要なタイミングでレジスタに書き戻すことで状態復旧を行う、というもののようです。
マルチタスクOSで言うところのコンテクストスイッチ時のレジスタ情報書き出し先をメモリじゃなくてプロセッサ上の不揮発性メモリ、にしている、と考えれば良いかもしれません。

この機能のメリットとして、電源オフ後の高速再開やプロセッサアイドル時の消費電力軽減、というのが上げられますが、記事にあるような待機電力をゼロにする、というところでは、メインメモリの情報を不揮発性メモリにバックアップする必要があります。
これが実用的な速度で収まるかどうか、というところがポイントになるかもしれません。

プレスリリースに出ているプロセッサは、CEATECに出品したものと同じようですから、8bitでレジスタが300個搭載されたもののようです。
Intelプロセッサのような大規模回路に使えるようになるにはまだ時間がかかるかもしれませんが、Atomプロセッサなど低消費電力向けプロセッサへの応用を期待したいですね。

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