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2009.01.22

システムの寿命を把握して出費をコントロール

ITproに「システム延命で逆風を乗り切れ」が掲載されました。
IT系のシステムは、

  • ハードウェアの保守が終了すると新しいハードウェアを用意する必要がある(故障するとサービスが停止するため)
  • ハードウェアの調達時期によっては、システムで使用しているOSやミドルウェアが動作しないケースがある
  • ソフトウェアのサポートが終了してバグ修正やセキュリティパッチが出ないことがある

ということで、少なくともハードウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーションの4階層で寿命を考える必要があります。
最近は仮想マシンを使うことでハードウェアを隠蔽できるようになったため、ソフトウェアの寿命だけ考えれば良いケースも増えましたが、性能重視の場合や割り当て可能なIPアドレス数の問題から仮想マシンが使用できないケースもあります。
そのため、社内で使っているシステムの寿命を考えるときには各階層ごとのサポート期間をもとにシステム余命一覧表を作っておく必要があります。

では、このサポート期間をどうやって知るか、ですが、
例えば、マイクロソフトはプロダクトサポートライフサイクルサポート対象サービスパックという形で各製品、各サービスパックのサポート期間を明記しているため、このスケジュールをもとに
ハードウェアについては、OSのメインストリームサポートが終了するころには対応ハードウェアが出荷停止になることが多いため、メインストリームサポート終了時期がハード保守のどの時期に来るか、で考える必要があります。
古いOSは枯れているのでそちらを選ぶべき、というのは現在では通用しない、と考えて良いでしょう。

最近のトレンドとして、パッケージのノンカスタマイズ利用、SaaS、クラウドの利用、と言ったところもありますが、サービス提供ベンダーへのロックインの問題など回避できない問題もあります。
栗原氏のblogにもありますが、メールなどのインフラと違い、データ受け渡しのオープンな規格もない状況では、一度クラウドに載せてしまうとデータでロックインされてしまう、ということです。
また、自由度の点で独自アプリケーションがいいか、というと、ドキュメントや仕様を適切にアップデートして把握できる人間を維持できないかぎり、ノウハウが社外にもあるパッケージソフトよりも危険な状態に陥る可能性もあります。
そういう意味では、独自アプリケーションは陳腐化の自由度も高いともいえます。

この記事では、上記に加えてパフォーマンスシステムの価値、といった視点も加わります。
ソフトウェアは腐りません。
しかし、提供できる価値は陳腐化していきますし、安全性はいずれゼロになります。
システムの保守、サポートはお金を出せない、というところもあるかもしれませんが、寿命を把握していないと不意の出費で会社への損害となることもあります。
この辺はしっかり把握しておくべきところですね。

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