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2009.12.02

仮想化によるビジネスチャンス向上は商用ソフトウェアのライセンス次第では?

仮想化は中堅ITサービス会社にチャンスをもたらすか」という記事ですが、これは実際のところ課題だらけと言わざるをえないですね。

仮想化をしても上で動く商用OSや商用ミドルウェアのライセンスには変わりがなく、仮想化時の制約が少ないのはEnterprise Editionなどの上位エディションのみ、というケースも多いです。
そのため、仮想化してサーバの分譲価格を下げようとしても、実際の原価は案外安くない、というところがあります。
つまり、中堅ITサービス会社が仮想化でチャンスを得ようとするなら、

  • OS/ミドルウェアベンダーが提供するクラウドサービスに乗っかる
  • OS/ミドルウェアをオープンソース系ソフトウェアで固めて自社サービスを乗っける

のどちらかでしょう。
前者はアプリケーション開発の技術力のみで済みますが、後者はサーバ台数が増えれば土地代・電気代といった固定費が発生する不動産的ビジネスになりますし、運用監視体制を含めたトータルの技術力を要求されます。
もちろん、前者は前者で固有のクラウドサービスに縛られる、という問題もありますから、前者が必ずしも良いとは限りませんが、仮想化がすべての解になるとは考えにくいです。
そういう意味では、リスクの取れる会社、または技術力があるが下請けのみの会社に少しだけチャンスが増える、というところではあります。

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